テクニカルガイド
入稿データの作成方法
Creating print-ready files
入稿対応データ
現在入稿可能なデータは、ai・pdf・epsの3つのデータです。Adobe Illustratorから書き出しされたデータではない場合、正いデータで開くことはできず、印刷ができないケースがございます。
画像データの作成方法
Illustratorに画像を埋め込む際は、300〜350dpi(ppi)が印刷に適した解像度となります。
350dpi以上の解像度があっても印刷機では表現ができません。解像度が大きいことによりデータが重くなり、印刷の際に画像が抜けて印刷されるトラブルを回避するためにも適切な解像度でご入稿ください。
K100%より濃い黒にしたい場合
業界用語では、リッチブラックと言われ、K100%より濃い黒を表現するための手法になりますがデータの作成には注意が必要です。
「版ズレ」CMYKの各4色が同じ位置に印刷されず、少しぼやけや様な仕上がりになる現象です。
リッチブラックの作成には、C20%、M20%、Y20%、K100%で作成をお願いいたします。
各4色を100%にされた場合、版ズレが発生しやすくなり、意図と違う仕上がりになってしまいます。
印刷可能な最小フォントサイズは6pt
6ptは、一般的に人が文字として読める最小サイズです。
弊社では、高精細な印刷を導入しており、6pt以下でも太い書体を使わなく文字数の少ない文字であれば、読み取る事ができますが個人差があると思います。
確実に認識出来る最初のサイズは6ptとしてデザインの作成をしてください。
また、薄い色の印刷が行われる場合は、絵の具のように色を薄めるのではなく、網点(ドットの密度)方式で印刷が行われるため、6ptで10%の色を表現したいとデータを作成しても、認識できない文字の仕上がりとなりますのでご注意ください。
印刷可能な最小線幅(ヘアライン)は0.3pt
線の最小の太さは、0.3ptとしております。
上記に記載したフォントと同様、0.3ptの線で濃度が10%などの薄い色でデータを作成して印刷を行っても、線として認識できない仕上がりとなりますので、デザイン作成お際にはご注意ください。
仕上がり3mm以内でデータを作成
気候・湿度の関係により、紙は伸びチヂミしており、仕上がりの制度最大2mm以内での誤差が生じます。
印刷の仕上がりの際に、大切な情報は必ず仕上がりサイズより内側3mm以内にデータを収めてデザインの作成を行ってください。
作成データの確認がしやすいように弊社では入稿テンプレートを用意しておりますので、デザインの作成ができたら、弊社の入稿テンプレートにデザインデータを貼り付けて頂き、ご入稿して頂くことを推奨しております。
データの作成が難しい場合は
弊社で制作致します。
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簡易
対応印刷したい画像のデータを活用したい
下記フォームより画像データをお送りください。
印刷可能なデータと判断した場合は、弊社で断裁位置を決めたデータを画像で作成します。
印刷に難しいデータと判断した場合は、データ再現サービスをご検討ください。 -
データ
再現既存の名刺・カードはあるけどデータは無い
画像でお送り頂く場合は、スキャナーの解像度を300dpiにあげて下記フォームよりご連絡ください。
スマホなどで撮影した写真データでは再現が難しくなりますので、現物を弊社までご郵送くください。 -
プロに
依頼デザイナーにデザインを依頼したい。
弊社デザイナーと打ち合わせの上、ご要望に沿ったカードや名刺のデザインをご提案します。
お打ち合わせは、リモートでもご来社いただいても可能です。