「連量」「~㎏」とは何ですか ?

2024/10/22

「連量(れんりょう)」や「〜kg」は、ビジネスにおける紙の選定において重要な「重さ」を示す単位です。これは、特定のサイズの「原紙(げんし)」を1,000枚重ねた際の重さを指します。

「原紙」について

ここでいう「原紙」とは、製紙工場で生産された、断裁加工前の最も大きな定尺サイズの紙を指します。例えば、名刺やパンフレットに使用される紙も、最終製品サイズに加工される前の、この大きな原紙の段階で重さが測られています。名刺の紙が「180kg」と表記されていれば、それは名刺サイズに断裁される前の大きな原紙1,000枚の重さが180kgである、という意味になります。

なぜ重さで厚さを表すのか?

紙の種類によって密度が異なるため、同じ厚さであっても重さに違いが生じます。そのため、一般的に紙の厚さの目安として、この「連量(重さ)」が用いられています。

正確な厚さはミリ単位でご確認を

しかしながら、連量だけでは正確な紙の厚さ(mm単位)を把握するのは困難です。お客様が用途に合わせた最適な紙をスムーズにお選びいただけるよう、弊社の商品詳細ページでは、実際に計測した紙の厚さをミリメートル(mm)単位で明記しております

紙の厚さに関するご検討の際には、ぜひミリメートル表記もご参照ください。