重要な情報は仕上がりサイズより2mm内側に配置

OKのデータとNGデータ

印刷から断裁の工程では、わずかに「仕上がりのズレ」が場合があります。
そのため、文字やイラストが仕上がり線のギリギリにあると、ズレによって一部が切れてしまうことがあります。
大切な情報やデザイン要素は、仕上がりサイズから2mm以上内側に配置してください。

仕上がりサイズとズレについて

名刺やショップカードを作成する際は、仕上がりサイズごとに印刷するのではなく、大きな紙に複数のデータをまとめて印刷し、その後に断裁して仕上げます。製造工程ではできる限り正確な作業を心がけていますが、機械精度の限界や紙の伸び縮み(湿気などの影響)により、必ずしも狙い通りに断裁されない場合があります。
そのため、2mmギリギリの位置に大切な情報やデザインなどを配置すると、ズレにより枠線が均等に印刷されない場合があるため、ご注意ください。

多面付と断裁についてのイメージ図

デザインの配置ポイント

どれだけ気をつけていただいても、仕上がり線から上下左右に最大2mmまでズレが発生する場合があります。
そのため、重要な情報や文字・イラストは断裁エリアぎりぎりに配置せず、余裕を持たせて配置してください。
弊社がご用意している入稿テンプレートには分かりやすい青いラインがあり、この内側に重要なデザインをおさめていただくことで、レイアウトがしやすくなります。
特に、枠線を仕上がり線から内側2mmに設定すると、ズレが生じた場合に枠線の片側だけ太くなるなど、デザインの違和感が目立ちやすくなります。
枠線や大事なデザイン要素は、仕上がり線から内側4mm以内におさめていただくと、多少のズレがあっても気になりにくくなります。

大事な情報は仕上がりサイズより2mm以内のエリアに収める